以前、弊社の"車楽 SHARAKU(どこでも行ける車椅子)"を見たお客様から、「JINRIKIと同じでしょ?」という様なご質問がよく受けておりました。
形状は類似するものの、車椅子の機能においても、そのコンセプトにおいても"車楽 SHARAKU(どこでも行ける車椅子)"は、JINRIKIとは大きく異なります。
弊社といたしましては"似て非なるもの"だとお答えさせていただいております。
介助者の負担を出来るだけ少なく、安全に車いす利用者のアクティビティを広げるモノ
野中清次の介護への想いから生まれたこの"車楽 SHARAKU(どこでも行ける車椅子)"には、介助をされる方の負担を軽減し、車椅子に付き纏う多くのバリアを克服する事、そして障がいを持った方をどこへでも安全にお連れするという願いを込めて設計・製造されています。
JINRIKIと違い、ただ牽引式だからと言う理由だけで軽いのではありません。
アームを広げ、この車椅子を自らの手で引っ張ってみられれば、どなたでもその軽さに驚かれる事でしょう。
そして、JINRIKIとの違いにハッキリとお気づきになられると確信しております。
また、車椅子の前後には安全性に考慮し、介助者の筋力任せで坂道を下るだけではなく、介助者に出来るだけ無理をかけずに坂道を下れるようにブレーキを付けている事もJINRIKIとの大きな違いです。
折り畳む事の出来るアームには、介助する方の背丈に合わせてアームの高さを調整が出来る様、手元での調節が可能になっています。
アームを畳んで収納したら通常の車椅子として普通にご利用になれますし、アームを収納した状態なら折り畳むことも可能です。
必要な時にだけアームを広げれば、砂利道・坂道・芝生・雪道・砂浜等、車椅子にとってバリアだらけの場所でも、容易に車椅子を利用する事ができるようになり、車椅子利用者のアクティビティが格段に広がります。
"似て非なるもの"と申し上げている理由
それはただ棒を付け足し、持ち上げて引っ張れば楽に移動が出来るというJINRIKIとはモノが違うからなんです。