根津神社のつつじ苑が凄いと聞いて、とにかくGW前に見ておきたいと思い、無理を言って一昨日(4/25)根津神社のつつじ祭りに行って来ました。
根津神社の鳥居の前、既につつじが垣間見えて、ちょっとだけワクワクさんです。
鳥居を越え参道を進むと、とにかく自分は「うわぁ~‼️」って感じで、、、つつじの朱色が目に滲みます。
根津神社のつつじ苑は、江戸時代から350年以上の歴史があり、凡そ100種3000株程のつつじが、時期をずらし色とりどりに競う様に咲いていくとか。
自分が普段見慣れたつつじというのは、葉っぱの間から朱色や白の花が顔を出して咲いているという感じなんですが、ここ根津神社のつつじは、こんもり丸く剪定された株全体が花ばかりという、自分的には別感覚のつつじでした。
つつじ苑自体は、境内のちょっと小高い傾斜地に所狭しとつつじの株が植えられており、順路に従って散策鑑賞できるようになっています。
アイキャッチ画像(表紙の写真)には、つつじ苑の頂上付近から写した1枚を使用させていただきました。
背景の乙女稲荷の千本鳥居と根津神社社殿をつつじ苑から見下ろすような恰好の写真なんですが、自分的にはベストポジションかなと思い決めました。
正直、根津神社つつじ苑の美しさには驚かされたの一言です。
観る者を圧倒する程のつつじの朱色。ただただ、お見事だと思いました。
車椅子で根津神社
そして、車椅子での観覧なのですが…
参道や境内は石畳になっており、車椅子での出入りは可能なのですが、はっきり言って、根津神社はバリアだらけって感じで、バリアフリーには縁遠い感じでした。
唐門の前には数段の階段があり、唐門自体にも15㎝程の敷居があって、車椅子の方だけでは越えられないエリアとなっています。
乙女稲荷の千本鳥居も軽い上り坂で、石畳の幅も車椅子の幅があるかどうか程度、その間隔も緩慢だったりして、ちょっと狭めの千本鳥居を車椅子で通り抜ける事は難しそうです。
つつじ苑自体も、そもそも傾斜地に造られているから、通路は全体的に石段や坂道になっており、車椅子での入苑は厳しいです。
ただ、楼門前の境内からつつじ苑を見る事は出来ますし、入苑せずともその美しさを堪能できるものだと思いました。
出来ればバリアフリー化って声はあるのでしょうが、国の重要文化財となっている事がネックなのか、なかなか難しいのでしょうね。
そして、ちゃんと根津神社にもいらっしゃいました。
つつじを見てお帰りになられるところなんでしょうね。乙女稲荷脇の参道を西口の鳥居方向へと向かわれる車椅子ご利用のお二方。
お楽しみになられましたか😊?
因みに、根津神社のつつじまつり。
正式には「文京つつじまつり」と言うそうです。
今年はゴールデンウィーク最終日の5月6日まで開催され、開苑時間は、9時~18時(最終入苑17時30分)までだとの事。
つつじ苑への入苑は、つつじまつり期間中のみ可能だそうで、入苑料で200円が必要となっています。
ゴールデンウィーク、上野近辺にお寄りなら、ほんのちょっと足を伸ばして根津神社まで。
そこはきっと、これまで経験した事のない、朱色の体験が待っていると思います。