出来ない事を数えるのではなく

出来ない事を数えるのではなく

もう何年も以前の話だが、障がいを持ったお子さんのご両親の相談を受けた。

ご両親とのお話の中で、障がいが有るのでこの子は、あれも出来ないこれも出来ないと私に話してくる。

ご依頼の製品は以前に制作したものなので作ることは出来るのだが...

 

私はお母さんに

「出来ない事を数えるのではなく、出来る事を数えてあげて下さい」

と話した。

 

私は、健常者でも1人1人出来ない事を考えたらきりが無いと思っている。

向き不向きも有るだろう。

私など出来ないことだらけ、努力も足りないのも自覚している。

だからこそ人にお願いするのではないだろうか、だから専門職が有るのだと思っている。

障がいを持っている方にも、必ず持っている物は有ると思う。

だから、それを伸ばして欲しいといつも願っている。

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