昨年秋、高尾山へ登った時に偶然見かけた、車椅子で登山されてる女性おふたりです。
車椅子で登山中のおふたりを見かけたのは、下山中の男坂を下りてきて男坂と女坂の分岐の辺り、ふと女坂方向を振り返った時でした。
いらっしゃるんですね、、車椅子で高尾山。
暫く、遠巻きで見守らせていただいたのですが、介助されてる方がちょっとお疲れになってられてる様だったので、「お手伝いしましょうか?」と声をかけて、押すお手伝いをすることに。
一緒に押している時に、「山頂まで行かれるんですか?」とお尋ねしたところ、おふたりとも笑顔で「山道があるので、行ける所まで行きたいなと思って☆」と気持ちの良いお応え。「では、坂を上りきるところまで」と権現茶屋のところまでお手伝いさせていただきました。
女坂の後半は、自分ひとり坂道を歩いて登るのもそれなりの傾斜があるですが、二人で車椅子を押してるとはいえやはり車椅子を押しながら登るという事は、より多くの負荷が太腿の筋肉にかかってきます。実際自分で女坂を登りきるところまでのサポートでしたが、これが薬王院から先の山道(「高尾山 2018秋」を参照)となるとかなり厳しいと思いました。
自分はそこから再び男坂を下って下山。偶然にも車椅子登山をされている方と出会え、僅かな距離でも高尾山の坂道で車椅子を押すお手伝いが出来たことは貴重な体験となりました。
電車に揺られながらの帰路の途中、車椅子ユーザの方々へ高尾山登山する時に「どこでも行ける車椅子」を用意してあげれたらいいかもなぁと思いつつ、登山の疲れと程よい電車の揺れにウトウトしながら帰宅しました